胡桃と黒ごまは、薬膳ではどちらも人間の発育や老化と深く関わる五臓の腎(じん)の働きを高めるアンチエイジング食材として知られています。生薬名を「胡桃肉(ことうにく)」と呼ぶ胡桃は、腎の衰えからくる腰痛や、むくみ、冷えのほか、空咳や乾燥性の便秘などにも効果的。黒ごまは、滋養強壮効果が高く、気と血を補って皮膚や腸の乾燥のほか、白髪、耳鳴り、めまいなどにも有効。餅に使われている餅米は、体を温め気を補って元気をつける働きが期待出来ます。