桃は果物のなかでは珍しく温性で、血の巡りも改善してくれるといわれています。腸を潤して美肌効果もある桃を白ワインベースのシロップ液でゆっくり煮たコンポートは、夏の贅沢デザート。桃をまるごと煮出したシロップ液はゼラチンで固めると、皮から出た淡いピンク色がかわいらしい美味しいゼリーが出来ますよ。甘味に蜂蜜を加えることで、食欲不振や皮膚の乾燥防止にも有効です。
- 白桃 2個
- .
- A)
- 蜂蜜 大さじ3
- きび砂糖 大さじ2
- 白ワイン 100cc
- 水 300cc
- レモン汁 大さじ1
- .
- ゼラチン 5g
- ミント 少々
桃は水で洗い、桃の周りをぐるっと1周するように包丁をいれたら、両手で軽くひねって二つに分ける。種がついた方の半分は、包丁の先を種の周りに差し入れて種をはずす。
鍋に桃とAを入れ弱めの中火でキッチンペーパーで落としぶたをして10分煮る。
10分たったら、桃を裏返しさらに10分煮る。
そのまま煮汁ごと冷ましたら皮をむく。
3の鍋のなかのシロップを250ccほどボールに加え、50ccのお湯(80℃以上)でよく溶かしてから加えてかき混ぜて、冷蔵庫で冷やし固めゼリーをつくる。
器に桃をのせ、4のゼリーをスプーンでくずしたものをかけ、ミントの葉を飾る。
※一度に食べる量としては、ひとり桃1/2個くらいが適量です。